2021/10/25
【戸建・マンション別】失敗しないための物件選び5つのチェックポイント
夢のマイホームを手に入れた後に、「あそこをチェックしておけばよかった…」「変えられずに後悔している…」と気がつくケースは多いです。
不動産業者の営業マンと物件について話を聞いていると、夢ばかり膨らんでしまい、生活するイメージとかけ離れてしまうこともあります。
今回は、戸建て・マンションを購入する際に知っておきたい物件選びのポイント5つをご紹介します。失敗例事例から様々なチェックポイントを学んで、リスク回避にお役立てください。
戸建ての物件選びの5つのチェックポイント
まずは、戸建ての物件を選ぶ方が調べておくべき5つのポイントを見ていきます。物件購入後に気がつくと、余計な費用が発生したり、変えられずに後悔することもあるので要注意です。
1)周辺環境をチェックする
実際に内覧に行く前に、その物件の周辺環境を確認しておくことが大切です。物件の周りの雰囲気や近隣の人はどんな感じか、といった情報はネット上では分かりません。
実際に自分の目で周辺環境を見ておくことが大事です。周りに商業施設が多い場合は騒音や飲食店からのニオイ、道路が混雑しやすいといった問題に気がつくことがあります。
平日昼間の交通はどうか、土日祭日はどうか実際に確認しておくことも大切です。ネット上の物件情報では駅チカと記載されていても、ラッシュ時に電車がかなり込むことも多いです。
駅までの道のりやバスの時刻表、利用沿線や勤務先までの乗車時間など、生活パターンを想定して確かめておきましょう。
また、お子様がいる場合は物件近くの公園や遊具施設、学校や塾、病院、近隣スーパーの営業時間なども見ておくと生活のイメージが掴むことができます。
2)間取りと窓の位置を確認する
戸建ての物件選びでは、部屋の数や広さ、部屋の形によっても暮らしやすさが変わってきます。どの部屋にどれくらいの大きさの家具や家電を置くことができるかイメージします。
また、戸建てはマンションとは異なり、四方に窓を設置することができます。窓の位置よって部屋の明るさと風通りが変わってきます。
日当たりはリフォームしても改善が難しいので、磁石で方位を確かめて、時間帯によって変わる日差しの方向を確かめておきましょう。
実際に、物件を選ぶ際には窓のある方角、風の通り道は大切なチェックポイント。天井が高い方が部屋の開放感がアップしますので、同時にチェックが必要です。
3)階段の高さと幅・歩きやすさ
戸建ての場合、階段の高さや幅によって、歩きやすさが変わってきますので、必ず確認しておくことが大切です。小さいお子様や高齢者がいるご家族は安全性の確保が必要です。
階段を登って、2階にあるベランダで洗濯物を干す場合は、毎日の体力の負担になりますので、歩きやすいか実際に登って確かめておきましょう。
4)屋根と外壁・基礎をチェックする
戸建ての物件選びでは、屋根や外壁・基礎を確認しておくことも大切です。屋根や軒裏はズレや破損、塗装のはがれ、雨どいの破損がないかチェックしておきます。
外壁の壁面・基礎はヒビが入っていると、内部の鉄筋や木材が腐食している可能性がありますので要注意です。
また、床や柱の歪みがあると、後々修理代がかかりますので、ホームインスペクション(住宅診断士)などプロの専門家に住宅診断してもらうと安心です。
5)水回りの使いやすさ
キッチンやトイレ・浴室と言った水回りが使いやすいと、生活のしやすさに直結します。水回りの動線を確認しておくことが大切です。
例えば、キッチンは作業スペースが十分にあるか、調理中にぶつからないか、といった距離感も確かめておきましょう。
後から給湯器や温水洗浄便座など設備の故障が分かった場合は、修理代やリフォーム工事がかかってくるので要注意です。
マンションの物件選びのチェックポイント
続いて、マンションの物件選びの際に確かめておくべき5つのポイントをみていきます。ライフスタイルや予算を考慮して、希望条件にあった理想の住まいを手に入れましょう。
1)風通しと眺望
風通しと眺望はマンション住まいの魅力でもありますが、購入後に変えることができませんので慎重に見極める必要があります。
例えば、風通しが悪い場合は、湿気がこもりがちになり、部屋の壁や床が痛みやすくなるので
実際に窓を開けて、風を通してみてください。
海沿いの高層マンションは眺望が良いけれど、洗濯物を干すと風でとばされてしまうといった失敗事例もありますので注意しましょう。
2)周辺環境を確かめる
物件の周辺環境や上下に住んでいる人といった環境は物件購入後に変えることができません。実際に住んでみたら、道路の交通量が多く、排気ガスやガソリン音といった騒音がきになることも…。
また、大型施設が近くにある場合は、買い物には便利ですが、若者のたまり場になっていて、夜の治安が悪くなるケースもあるので要注意です。
子育て世代のご家族は、教育機関や公共機関、銀行や病院へのアクセス、治安の良さや道路状況といった周辺環境の情報も入手しておきましょう。
2)外観・共有部分を確かめる
マンションの物件選びでは、エントランスやエレベーター、廊下といった共有部分については事前に管理組合に問い合わせをしておきましょう。
不動産会社を通して、修繕積立金は修繕計画や大規模な修繕のために積み立てられているか訪ねておくと良いです。
3)壁のひび・クロスの剥がれはないか
室内では、壁のひびやクロスの剥がれがないかどうか、クローゼットや押し入れなど問題なく開け締めできるか、カビ臭さはないか、細かい部分も五感で確かめることが大切です。
ホームインスペクション(住宅診断士)などプロの専門家に依頼すると、キッチンのシンク下が水漏れなど、トラブルを発見しやすくなり、修繕にかかる費用も想定できます。
4)管理組合の運営を確認する
マンション選びは管理組合の運営をしっかりチェックしましょう。例えば、ペットを飼育できるつもりで物件を購入しても、管理会社の運営方針が変わることがあるので要注意です。
万が一、上下左右の騒音トラブルが発生した場合に、管理組合に相談しやすいかどうかも大切です。長期修繕計画と修繕積立金も確認するようにしてください。
安全に暮らすためにも、セキュリティ対策や災害時の備蓄など災害対策も大切なチェックポイントです。
5)物件の販売時期を確認しておく
人気の物件は短期間で販売されて、即完売するケースも少なくありません。気になる物件がある時は、早めに営業マンに問合せをして見学へ行ったり、販売スケジュールを確認しておくことが大切です。
まとめ
今回は、物件探しの5つのポイントをご紹介しました。まだまだ確認すべき点はありますが、基本的なポイントは早めにチェックしておくと、絞り込みもスムーズになるでしょう。
売買物件
-
- 価格
- 12,980万円
- 間取り
- 2LDK
- 専有面積
- 94.39m²
- 管理費
- 19,640円
- 修繕積立金
- 17,470円
- 階数
- 20階
-
- 価格
- 1,750万円
- 間取り
- 2LDK
- 専有面積
- 63.49m²
- 管理費
- 8,000円
- 修繕積立金
- 6,000円
- 階数
- 4階
-
- 価格
- 2,280万円
- 間取り
- 3LDK
- 専有面積
- 71.24m²
- 管理費
- 13,000円
- 修繕積立金
- 6,800円
- 階数
- 5階
-
- 価格
- 2,780万円
- 間取り
- 2LDKS
- 建物面積(m2)
- 107.64m²
- 敷地/土地面積
- 168.26m²
- 開口向き
- 南西
- 駐車場
- あり
-
- 価格
- 3,699万円
- 間取り
- 3LDK
- 専有面積
- 78.32m²
- 管理費
- 5,900円
- 修繕積立金
- 14,100円
- 階数
- 3階
-
- 価格
- 3,980万円
- 間取り
- 3LDKS
- 建物面積(m2)
- 112.24m²
- 敷地/土地面積
- 73.16m²
- 開口向き
- 南東
- 駐車場
- あり