2021/12/09
リフォームで取り入れたい無垢素材、8種類と特徴
リフォームの際に、木のぬくもりを感じられて見た目もナチュラルな「無垢材フローリング」を取り入れたいとお考えの方は多いのでは?
無垢材のフローリングは他の素材よりも、機能性に優れており、どんな部屋にもマッチするのがメリットです。他にも使いやすい点が多くあるので人気があります。
そこで今回は、無垢材のフローリングの特徴とメリット・注意点、種類について、まとめてご紹介しましょう。
無垢材の特徴
そもそも「無垢材」とは、自然な状態の丸太から一枚板を切り出して、加工したものです。無垢材は木の温かみを感じられるため幅広い用途で使われており、人気があります。
フローリングに使われる代表的な木材にはいくつか種類がありますので、後ほどご紹介しましょう。使用する木材の種類によって部屋の印象が変わります。
「無垢材フローリング」は色や木目のパターン、堅さ、香りがそれぞれ異なり、同じ素材はないため、オリジナリティがあります。経年変化によるツヤや色の変化も魅力です。
無垢材は切り出した木だけを組み合わせるため、木本来の味わいがあります。一方で、薄い木板を接着剤で張り合わせて作る「複合フローリング」と呼ばれるものもあります。
「複合フローリング」は人工的に作った木材ですから、「無垢材フローリング」のように自然な状態ではなく、均一で品質が安定しており、傷や汚れに強いのがメリットです。
ただし、「複合フローリング」は硬さがあるので、冬は冷たく感じます。保温性や断熱性は「無垢材フローリング」のほうが優れています。
代表的な無垢材の種類
ここからは、「無垢材フローリング」に使用される代表的な種類をみていきましょう。
大きく分けると、広葉樹と針葉樹の2種類あります。
広葉樹は硬く重みがあり、強度があって、傷が付きにくい材質のため、内装材に使用されます。ウォールナット・オーク・チークなどが挙げられます。
針葉樹は柔らかくて軽い素材のため、歩きやすく多くの種類がフローリングに使われています。代表的なものはスギ、ヒノキ、パインなどです。
オーク(ナラ)
「オーク(ナラ)」は硬い素材で丈夫な上に、木目が美しく、時が経つほどに良い感じなツヤが出てくるのが魅力です。
傷がつきにくく、耐水性と耐久性に優れており、素材の品質が良く加工がしやすいので、フローリングや家具・ウィスキーの樽などにも使われています。
スギ
「スギ」は日本で昔から無垢材フローリングに使われている木材です。淡紅色から赤褐色の
天然木の風合いが美しく、スギ独特の香りが楽しめます。
スギは柔らかく、素足でも肌触りがよいです。保温性にも優れており、冬では冷たさを感じにくいのもメリット。様々なデザインがあり、和風な部屋はもちろん洋室にもよく利用されています。
チェスナット
「チェスナット(くり)」はクリの木を使用した無垢材フローリングです。木目がハッキリしており、強度も強く、硬い木材です。耐湿性にも優れており、水回りのフローリングに適しています。
ウォールナット(クルミ)
「ウォールナット(クルミ)」は重厚感のある木目が特徴の高級の樹種です。耐久性があり、
落ち着いた深みのある色合いが多いので、インテリアにも多く使用されています。
メープル(カエデ)
メープル(カエデ)は美しい木目や光沢が特徴でツヤ感もあり、明るい雰囲気になります。密度が高く堅さがある上に、傷や衝撃に強いため、家具や楽器などの材料にも多く使われています。
チーク
「チーク」は適度な堅さがあり、耐久性に優れており、水にも強く、内装材や家具、船の甲板などに使われています。深みのある色合いは時間が経つに連れて、深い飴色へと美しく変化します。
パイン
「パイン(マツ)」はナチュラル感があり、個性的な木目が特徴です。柔らかい素材で衝撃を吸収するため、歩きやすく、小さなお子様や高齢者の部屋にも適しています。
ヒノキ
「ヒノキ」は独特の芳香があり、日本を代表する高級材の一つです。ヒノキ風呂は香りが楽しめると人気があります。強度や耐久性に優れているため、フローリングにも最適な素材です。
無垢材のメリット
ここからは、リフォームで「無垢材フローリング」を取り入れるメリットを見ていきましょう。
無垢材はなんといっても、色や模様の異なる美しい木目と天然木ならではの風合いが楽しめるのがメリット。大自然で森林浴をしているようなリラックス効果もあります。
無垢材に含まれる精油「フィトンチッド」はアロマテラピーにも使われており、自然な木の香りを楽しみながら、部屋のニオイを消臭する作用もあるのです。
また、無垢材は室内の温度と湿度調整にも優れています。夏場は部屋中の水分を吸収し、部屋の湿度を下げる作用があり、冬場は水分を放出して乾燥を防ぎ、部屋を一年中快適に保つことができます。
その他にも、「無垢材フローリング」は年月が経つほどに色やツヤが変化して、美しいエイジングを楽しめるのもメリットです。
無垢材の注意点
「無垢材フローリング」は湿度の変化によって、水分を吸収・放出するため、膨張と収縮を起こします。すると、フローリングに隙間や反りや割れが生じることがあるので要注意です。
柔らかい天然木は傷がつきやすく、ペットの爪の跡も付きやすいので、耐久性や寸法安定性の高い加熱処理を施した素材を選ぶと効果的です。
また、水に弱く、膨張して反りが起こることもあるので、濡れたらすぐに拭き取るようにして、部屋を快適に保つようにしましょう。
まとめ
無垢材は自然のまま状態が美しく、肌触りの良さや調湿作用に優れているのが嬉しいですね。
家族が過ごす時間と共に無垢材の風合いも楽しむことができます。
ぜひ、リフォームでは「無垢材フローリング」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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