2021/10/04
新築・リフォーム前に知っておきたい、システムキッチンの種類と素材の特徴をご紹介
「マイホームでこだわりたい場所はキッチン!」という方は多いのでは?最近は、調理台と流し、コンロが一体化した「システムキッチン」が主流になっています。
ただし、一口にシステムキッチンといっても、デザインや種類、機能性や素材が豊富なので、どう選んでよいか迷ってしまうかもしれません。
そこで今回は、新築を建てる方、リフォームを検討されている方に向けて、システムキッチンの種類と素材について、それぞれ特徴をご紹介しましょう。
そもそもシステムキッチンとは?
日本では70年代頃に「システムキッチン」が導入されて以来、根強い人気がありますが、どういった特徴があるのでしょうか。
「システムキッチン」は調理台と流し、コンロやレンジ、収納棚といった台所周りの設備をすべて一体化させて組み合わせ、ワークトップと呼ばれる天板で繋げたキッチンのことです。
「システムキッチン」は各ユニットをいくつかのパターンの中から自由に組み合わせることができるので、オーダーメイドのように自分のスタイルに合わせて選べるのが魅力。
また、「システムキッチン」はどのメーカーも調理台と流し、コンロなど、部材が統一規格でセットになっているため、別々に設置する必要がないのもメリットです。
通常のキッチンと比べて見た目に統一感があり、おしゃれでスッキリした印象になるので、調理する時間も楽しくなるでしょう。
「システムキッチン」はワークトップ(天板)が1枚で段差や隙間がないため、調理の氏やすさはもちろんのこと、掃除のしやすさも優れています。
近年の「システムキッチン」は対面式が主流となっており、5種類のスタイルがありますので詳しくみていきましょう。
1)アイランドキッチン
「アイランドキッチン」はその名前のとおり、コンロや調理台、シンクが壁から完全に独立しているキッチンのことを言います。「オープンキッチン」とも呼ばれます。
「アイランドキッチン」は見た目に開放感があり、広々としていておしゃれなイメージです。
人と会話をしながら調理をしやすく、料理をダイニングテーブルに運ぶのも簡単です。
ただし、「アイランドキッチン」を設置するには広いスペースが必要になり、キッチンが目立ちやすいので、常に綺麗に掃除をしておかなければなりません。
2)ペニンシュラキッチン
「ペニンシュラキッチン」は左右の壁のどちらかがくっついている対面キッチンのことです。
「アイランドキッチン」と似ていますが、壁が片方ついているため、コンロや換気扇を壁側につけて、リビングへのニオイが対策もしやすいです。
また、「ペニンシュラキッチン」は「アイランドキッチン」のように多くのスペースを必要とせず、比較的費用も押さえられているのがメリットです。
3)セパレート型キッチン
「セパレート型キッチン」はシンクとコンロを分けたキッチンです。対面キッチンでありながら、壁に向かって調理できるので集中しやすいのがメリット。
また、広い作業スペースで複数人で調理することができますが、シンクとコンロが離れているので、食材を運ぶ際に水滴で滑ったり、熱湯を運ぶ際には注意が必要です。
4)I型キッチン
「I型キッチン」はコンロ・調理台・シンクが横一直線に並んでいるキッチンのことです。
料理をする際に平行移動だけで済むので、場所を取らずに狭い場所でも設置することができます。費用も抑えられるのがメリットです。
5)L型キッチン
「L型キッチン」はシンクとコンロ部分を直角にL字型に曲げて配置したキッチンのことです。
先程の「I型キッチン」よりも広々としたスペースを取れるので、複数人でも料理をしやすく、コンロや調理台、シンクのどこでも手が届きやすい移動のしやすさがメリット。
システムキッチンのワークトップの素材
ここからは、システムキッチンのワークトップの代表的な素材をみていきましょう。
ステンレス製
頻繁に調理をされる方は掃除を最小限に抑えたい方は耐熱性、耐久性、耐摩耗性に優れたステンレス製が最適です。
ステンレスは傷が目立ちにくく、汚れも拭き取りやすいため、ワークトップの素材として
プロの調理場でも採用されている素材です。
ただし、デザイン性や個性を引き出せないため、物足りなさを感じる方もいます。
人工大理石
ワークトップの素材として人工大理石は高級感がありますので、デザイン性を重視したい方に人気があります。
実際は大理石は一切含まれておらず、アクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分とした人工素材で作られています。
加工しやすいのはメリットですが、柔らかいため傷や熱に弱く、食材によってはシミになってしまうのがデメリットです。
天然石
天然石はデザイン性の高い海外メーカーのキッチンに多く採用されています。他の素材にはない高級感があり、オリジナリティが高く、個性を出すことができます。
デメリットとしては、汚れが染みが付きやすいこと、熱に弱く変色しやすいこと、値段が高いことが挙げられます。
まとめ
システムキッチンは壁付けにするか、独立させるかによって、見た目のイメージだけでなく、使いやすさ・動線が変わってきます。
狭いスペースでコンパクトなシステムキッチンを望む方は壁付けがおすすめです。リビングに向けて調理したい方、パーティーや大勢で料理する方はアイランドやペニンシュラが良いでしょう。
ぜひ、ライフスタイルに合わせて素敵なシステムキッチンを手に入れましょう。
売買物件
-
- 価格
- 4,088万円
- 間取り
- 4LDK
- 建物面積(m2)
- 94.38m²
- 敷地/土地面積
- 72.22m²
- 開口向き
- 東
- 駐車場
- あり
-
- 価格
- 3,580万円
- 間取り
- 3LDK
- 建物面積(m2)
- 92.74m²
- 敷地/土地面積
- 66.36m²
- 開口向き
- 南西
- 駐車場
- あり
-
- 価格
- 3,398万円
- 間取り
- 3LDK
- 専有面積
- 67.67m²
- 管理費
- 8,000円
- 修繕積立金
- 14,900円
- 階数
- 2階
-
- 価格
- 720万円
- 間取り
- 2LDKS
- 専有面積
- 66.00m²
- 管理費
- 5,062円
- 修繕積立金
- 9,405円
- 階数
- 1階
-
- 価格
- 3,780万円
- 間取り
- 3LDK
- 建物面積(m2)
- 99.15m²
- 敷地/土地面積
- 103.48m²
- 開口向き
- 北
- 駐車場
- あり
-
- 価格
- 3,850万円
- 間取り
- 2LDKS
- 建物面積(m2)
- 124.41m²
- 敷地/土地面積
- 128.22m²
- 開口向き
- 南東
- 駐車場
- あり