2021/05/24
コロナ渦の不動産売買のタイミングは?市場動向を徹底検証!
世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。多くの業界に影響を及ぼしています。不動産市場においても売買のタイミングが難しいところです。
まだ、コロナが収まりそうもないと考えると、不動産の売り時と買い時はいつがベストなのでしょうか?今回はコロナ渦の不動産売買のタイミングを検証していきます。
コロナ前とコロナ後の不動産市場の変化
世界中でコロナパンデミックが起こる前までは、日本の不動産市場は好調でした。新築と中古のマンション相場はどちらも8年間上昇し続けていました。
2019年には東京オリンピックの盛り上がりが期待されて、東京では建設ラッシュが起こり、建設費用が値上がりしました。新築マンションの相場がどんどん上がっていったのです。
新築の相場が上がってくると、中古の相場も比例して上がっていきました。2020年にはバブル期と同じくらいの値上がりをみせ、業界でも話題になったほどです。
不動産市場は東京オリンピックが開催されるまで、不動産の相場は上がり続けると予測されていましたが、そんな中、誰も予測していなかったコロナウイルスが猛威を奮ったのです。
コロナの影響で、世界経済に大きなダメージを与えることになりました。コロナパンデミックにより、東京オリンピックの延期が発表されて、中止も懸念されていました。2021年5月現在において、東京都知事は東京オリンピックを実施すると発表しています。
コロナ渦で不動産は値崩れが予想される
結果的に、今後の日本の不動産市場は長引いているコロナの影響を受けて、新築マンションの値崩れが予想されています。
2020年まで新築マンションの相場が沸騰していましたが、すでに落ち着いており、値崩れも始まっています。新築マンションの値崩れが始まると中古マンションの値崩れも予想されます。
コロナが収まらない限りは、新築と中古のどちらもマンションの相場は下がって行くと予想されています。
つまり、これから不動産を売却したい方は相場が下がってしまう可能性が高く、コロナ渦で不動産を売却すると、成約価格が安くなって損してしまうリスクがあります。
ただし、今後不動産の購入を検討されている方はチャンスです。新築マンションも中古マンションも相場が下がっていきますので、購入価格が下がって、お得になる可能性が高いです。
コロナ渦で不動産売却するなら2月・3月・9月
コロナパンデミックは想像以上に長引いており、今後も簡単に終息する気配はありません。これから不動産売却したい方は相場が下がってしまうので注意が必要です。
では、コロナ渦でも不動産を売却したい方は、いつ頃のタイミングが良いでしょうか。最も需要が高くなるのは4月の新生活が始まる2月から3月がベストタイミングです。
日本では4月に学校の新学期や転勤が始まるため、その前にあたる2月と3月には戸建てとマンションが売れやすくなります。2月から3月は需要が十分にあるので相場が上がり、高値で売れます。
ただし、4月に入ると新生活が始まってしまい、不動産は売れなくなるので新生活の前に当たる1月から販売をはじめて2月から3月に売却できれば売却期間が短くなりベストです。
また、秋から冬の時期も不動産の需要が高まります。多くの方は年末までに戸建て・マンションを購入しようと思っています。9月頃に売却できれば相場より高く売れるでしょう。
コロナ渦は不動産購入のチャンス
先述したようにコロナ前までは新築マンションも中古マンションも相場が上がっていましたが、コロナの影響で不動産の相場が下がり、今後も価格は値下がると予想されています。
コロナ前からオリンピック以降は不動産の相場下落は予想されていたことです。これから不動産購入を検討されている方はお得にマイホームを手に入れるチャンスと言えます。
東京や大阪などの都市部では感染第2波が懸念されており、不動産市場に影響を及ぼす可能性もあるため、マンション価格が大幅に値上がりするとは考えにくいです。
ただし、コロナ渦の不動産購入をする際の注意点もあります。コロナの感染拡大における緊急事態宣言が発令され、都市部に住む多くの人は地方移住を検討し始めているからです。
コロナが終息したとしても、都心から地方への移住は増えると予想されています。リモートワークが増えたこともあり、郊外や駅から遠い物件も需要が高まっているのです。
コロナ前までは都心や駅から近い利便性の高いエリアに人気が集中していましたが、コロナ渦で場所に関わらず仕事ができれば、郊外や駅から離れたエリアを選ぶ人も増えていきます。
郊外や駅から離れたエリアの不動産も人気が出てくるので、今後も価格は上昇すると予想されますので、これからマイホーム購入を検討されている方は早めに探すと良いでしょう。
まとめ
今回はコロナ渦における不動産市場の変化と今後の不動産売買のタイミングについてみていきました。
不動産売却を検討されている方は、相場の下落が心配ですが、未だに金融機関の貸し出しの緩和と低金利が続いていることを考慮しても、不動産価格が急落する可能性は低いと考えられます。
不動産売買を成功させるには景気の動向をチェックすることも大切ですが、建物の状況や築年数などチェックポイントは多くあります。
不動産売買のタイミングは成約件数が多い時期がベストです。マンション売却は最低でも3ヶ月はかかりますので、早めに不動産会社に相談して、査定を依頼してみることをおすすめします。
売買物件
-
- 価格
- 2,780万円
- 間取り
- 3DK
- 建物面積(m2)
- 66.00m²
- 敷地/土地面積
- 61.96m²
- 開口向き
- -
- 駐車場
- あり
-
- 価格
- 18,200万円
- 土地面積(m2)
- 117.25m²
- 建物面積(延床)
- 489.72m²
- 満室想定家賃
- 1002万円
- 表面利回り
- 5.505%
- 用途地域
- 商業地域
-
- 価格
- 18,600万円
- 土地面積(m2)
- 497.26m²
- 建物面積(延床)
- 394.42m²
- 満室想定家賃
- 1027.44万円
- 表面利回り
- 5.524%
- 用途地域
- 第一種住居地域
-
- 価格
- 16,000万円
- 土地面積(m2)
- 148.39m²
- 建物面積(延床)
- 578.56m²
- 満室想定家賃
- 1044万円
- 表面利回り
- 6.525%
- 用途地域
- 商業地域
-
- 価格
- 15,900万円
- 土地面積(m2)
- 304m²
- 建物面積(延床)
- 324.86m²
- 満室想定家賃
- 891.6万円
- 表面利回り
- 5.608%
- 用途地域
- 第一種住居地域
-
- 価格
- 4,480万円
- 間取り
- 3LDKS
- 建物面積(m2)
- 114.56m²
- 敷地/土地面積
- 46.51m²
- 開口向き
- 南
- 駐車場
- なし