2023/08/08
広島市の不動産オーナーさんが受けられるリフォーム補助金制度5つをご紹介
広島市でリフォームを検討されている大家さんは国・自治体から助成金・補助金を受けることで、リフォーム費用を100万円程度抑えることができるのをご存じですか?
本記事では、広島市のリフォーム補助金制度5つの対象と適用条件、注意点をまとめてご紹介しましょう。
不動産オーナーさんがリフォームにかかる費用は?
リフォームと一口に言っても、壁紙の張替えや収納棚の作成といった簡単なものから、外壁リフォーム、電気工事や排水管の工事といった大規模なものまで様々な工事があります。
簡単なリフォーム工事であれば、DIYで10万円~20万円程度の予算でできますが、専門業者に大規模なリフォームを依頼する場合、予算は100万円~300万円程度の費用がかかります。
リフォーム費用を計画的に積み立てている大家さんも多いかと思いますが、国や自治体が改修費用の一部を支給する補助金制度を活用できれば、資金計画に余裕が生まれるでしょう。
広島市での賃貸経営において、急な支出が必要になった時でも対応することができ、物件価値を維持することができて、入居者満足の向上や空室発生を回避に繋がるのです。
国が実施しているリフォーム補助金制度2つ
「リフォーム補助金制度」とは省エネや耐震など住宅性能の向上、自治体が地域経済の活性化に繋げるために国や自治体が住宅のリフォームや改修費用の一部を支給してくれる制度です。
「リフォーム補助金制度」は対象となる工事内容や制度によって補助金が変わりますが、最大100万〜200万円くらいの支給額が出ることがありますので、ぜひ活用したいものです。
補助金はローンとは異なり、返済する必要がありませんので、費用を抑えてリフォームをしたい大家さんは広島市のリフォーム制度を有効活用しましょう。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
「長期優良化リフォーム推進事業制度」はリフォームによって長く暮らせる優良住宅に推進することを目的に性能向上リフォームや子育て世帯向け改修を支援する国の補助金制度です。
対象の工事:軽量化や補修といったリフォーム、省エネや長寿命化など住宅の性能向、大規模リフォームも対応
補助率:工事費の1/3
限度額:1戸あたり100万円
①長期優良住宅(増改築)認定を取得しないものの、 一定の性能向上が認められる場合 100万円/戸
②長期優良住宅(増改築)認定を取得した場合 200万円/戸
②に省エネルギー性能を高めた場合 250万円/戸
工事前の「建物診断(インスペクション)」を受ける必要があり、既存住宅に劣化事象が見つかった場合、リフォーム工事で補修します。
高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業
既存住宅において、省エネ関連投資によるエネルギー消費効率の改善と低炭素化を総合的に促進する目的で、高性能建材を用いた断熱改修に対して支援される制度です。
・対象工事:断熱改修、高性能な家庭用設備(家庭用蓄電池・家庭用蓄熱設備)・(ガラス・窓)
・補助対象となる経費(ガラス・窓):補助対象費用の1/3以内
参照:住宅:住宅リフォームの支援制度 ※令和5年6月16日時点 – 国土交通省
広島市で受けられるリフォーム補助金制度3つ
広島市のリフォーム補助金制度には、空き家への住替えリフォーム、要介護者などに対する住宅改修費支給などがありますのでチェックしていきましょう。
①広島市子育て世帯住替え促進リフォーム費補助事業
「広島市子育て世帯住替え促進リフォーム費補助事業」は小学生以下の子がいる子育て世帯に賃貸するため、リフォーム費用の一部として経費の2分の1(上限額50万円)が支給されます。
・対象となる工事:台所や浴室、内外装の改修など、20万円以上のリフォーム工事
・対象となる人:所有者が空き家をリフォームする、空き家に入居する子育て世帯がリフォームする
・支給額:費用の2分の1の補助(上限50万円)
参照:広島市子育て世帯住替え促進リフォーム費補助事業 – 広島市公式ホームページ
②要支援・要介護者の「住宅改修費支給」
要支援・要介護者の「住宅改修費支給」とは、広島内の要支援や要介護認定を受けている方が、介護保険から住宅改修費の支給を最大9割受けることができる制度です。
・対象となる工事:手すりの取り付けや段差をなくす工事など
・対象となる人:
・入院又は施設入所中で、退院(退所)後に住宅での生活を行うためにあらかじめ住宅の改修を行う必要がある方
・要介護(支援)認定新規申請中で、認定結果が通知される前に住宅の改修を行う必要がある方
・支給額:要介護(支援)被保険者は18万円、16万円または14万円
参照:介護保険の住宅改修費を支給申請される方へ – 広島市の介護保険|広島市公式ホームページ
③高齢者等住宅改修費補助
広島市の要支援や要介護と認定された方を対象に介護保険の住宅改修費支給制度を補い、高齢者が居住する住宅のバリアフリー化のために必要な費用を補助する制度です。
※工事着工前の申請が必要です
・対象となる工事:住宅のバリアフリー化改修費用
・対象となる人:広島市の要支援や要介護と認定された方
・支給額:生計中心者の市民税所得割額が9万円以下の世帯は60万円を上限
参照:高齢者等住宅改修費補助 – 高齢者福祉|広島市公式ホームページ
リフォーム補助金制度を申請する際の注意点
リフォーム補助金制度を利用するには、事前に劣化した箇所などの写真を撮影して、リフォーム前の様子を証明してから申請する必要があります。
自治体が工事が省エネ・耐震力向上の目的に沿っているか判断してもらえますが、その前に専門業者に相談をしてから申請をして、その後に工事を受ける流れがスムーズです。
リフォーム補助金は申請者本人に税金の未納や滞納がないことが条件となりますので、税金の支払い状況を確認しておきましょう。
補助金の申請は原則、リフォーム着工前に行う必要があり、申請前に着工した場合には、補助金を受けられない可能性がありますのでご注意ください。
まとめ
今回は広島市の不動産オーナーさんが受けられるリフォーム補助金制度5つをご紹介しました。空室対策に有益なリフォームを計画的に進めていきましょう。
売買物件
-
- 価格
- 4,088万円
- 間取り
- 4LDK
- 建物面積(m2)
- 94.38m²
- 敷地/土地面積
- 72.22m²
- 開口向き
- 東
- 駐車場
- あり
-
- 価格
- 3,580万円
- 間取り
- 3LDK
- 建物面積(m2)
- 92.74m²
- 敷地/土地面積
- 66.36m²
- 開口向き
- 南西
- 駐車場
- あり
-
- 価格
- 3,398万円
- 間取り
- 3LDK
- 専有面積
- 67.67m²
- 管理費
- 8,000円
- 修繕積立金
- 14,900円
- 階数
- 2階
-
- 価格
- 720万円
- 間取り
- 2LDKS
- 専有面積
- 66.00m²
- 管理費
- 5,062円
- 修繕積立金
- 9,405円
- 階数
- 1階
-
- 価格
- 3,780万円
- 間取り
- 3LDK
- 建物面積(m2)
- 99.15m²
- 敷地/土地面積
- 103.48m²
- 開口向き
- 北
- 駐車場
- あり
-
- 価格
- 3,850万円
- 間取り
- 2LDKS
- 建物面積(m2)
- 124.41m²
- 敷地/土地面積
- 128.22m²
- 開口向き
- 南東
- 駐車場
- あり