広島市で中古住宅を安い値段で購入し、住みやすいようにリフォームした後に転売したら収益化できるかな？とお考えではありませんか？

「リノベーション物件の転売」は儲かるとネット上で話題になっていますが、本当はコストがかかり難易度が高いので注意点がありますよ、というお話をしようと思います。

広島市で中古住宅を購入してリフォーム後に転売できる？

中古物件は新築物件よりも値段が安くて魅力的だけれども、内装や設備に老朽化が見られるため、物件購入後に住みやすいようにリフォームをしてから転売する方法があります。

一般的に「リフォーム」とは老朽化したものの機能を元に戻す目的で行われ、壁紙を張り替えやキッチン・トイレの交換などの小規模な改修工事のことをいいます。広島市で安い中古住宅を見つけて、最低限のリフォームをして売却することで利益を得ることは可能ですが、転売を成功させるには少しでも安い値段の中古住宅を購入することです。

例えば、2003年に24時間換気システムの設置が義務付けられた関係で、2003年以降の中古物件には耐震性・断熱性・換気の性能が高い住宅が多く、比較的安い価格で購入できます。

リフォームにかかる費用も抑えられますので、中古住宅を低価格で購入して、低コストでリフォームし、高い値段で転売することが可能です。

広島市で中古住宅を購入してリフォーム後に転売するリスク

中古住宅はよほど好条件な立地にあったり、人気物件出ない限り、新築よりも安く購入することができますが、築年数が古ければ古いほどリフォームの修繕費用がかかります。例えば、住宅の性能の向上や価値を高める目的で間取りの変更、水回りの位置の変更、外装、内装の変更など、大規模な改修工事が必要になると「リノベーション」が必要です。

築年数が古い物件の場合はリノベーション後に修繕費がかかることもあり、想定した以上にコストがかかってしまう可能性が高いです。

また、中古住宅購入後にリノベーション工事をする場合、設計から工事終了までは数か月かかり、入居できる状態になるまで待たなくてはならない点にも注意が必要です。不動産物件は築年数によって1年に2%くらい資産価値が下がるといわれていますので、リフォーム後に転売するやり方は時間とコストがかかるため、リスクが高くなります。

リノベーション物件の転売は新築物件よりも最終的にコストがかかる可能性があり、さらに時間もかかるという結果になりかねませんので、難易度が高いとえるのです。

中古住宅をリフォーム後に転売するコスト

中古住宅を購入してリフォーム後に転売するまでにかかるコストについてみていきましょう。

・リフォーム・リノベーション費用
・リノベーション後に修繕費用が必要な可能性
・修繕費（劣化による修繕）
・購入時に不動産取得税
・売却時に譲渡所得税、復興所得税、住民税
・仲介手数料
・印紙代
・不動産登記変更費用

リフォーム・リノベーション費用がどれくらいかかるのかケースバイケースですが、築年数によっては配管工事などの修繕工事が必要になるのでコストは増大する可能性があります。大規模修繕工事が済んでいるのであればお得ですので、中古住宅を購入時には大規模修繕工事のための修繕積立金に滞納がないかについても確認しておきましょう。

また、リノベーションしたことでその後の修繕費用の発生もありえますので、なるべく早めに転売をしなければならず、思ったよりもハードルが高いといえます。

広島市で中古住宅をリフォーム後に転売する時の注意点

中古住宅の価格は物件の周辺の相場や立地条件によって決まってきますので、リノベーションに費用をかけたとしても、転売時に工事費用を回収できるとは限りません。広島市で中古住宅をリフォーム後に転売して利益を出すには、リフォームによって資産価値を高めて、売却価格をできるだけ高くすることがコツです。

リフォーム・リノベーション費用をできるだけ安く抑えることで利益を出しやすくなりますので、資産価値の向上に繋がり、現状の機能よりも向上させる工事を考えなくてはいけません。

最も心配なことは、リノベーション工事によって物件の価値を下げてしまう結果になると、売れ残ってしまう可能性がありますので、注意が必要です。

リノベーション業者との工事内容や費用についてよく話し合い、リノベーション費用の価格が高額になる場合はリフォームへ切り替えをするとよいでしょう。

まとめ

広島市で中古住宅をリフォーム後に転売するには、リスクと注意点があるお話をいたしました。中古物件を購入時からよく条件を確認し、損をしないように計画が必要です。

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