2023/09/05
広島市の住宅ローン本審査の流れと通過する3つのポイントを解説!
広島で初めてマイホームを購入する時に、多くの方は金融機関の住宅ローンが行う本審査ではどんな内容をチェックされるのか気になることでしょう。
そこで今回は、住宅ローンの本審査の流れや審査される内容、本審査に通過するためのポイントについて解説していきますので、ぜひ最後までご一読いただければ幸いです。
住宅ローン本審査とは?
金融機関の住宅ローンを利用するためには、利用者に完済するだけの能力が備わっているか確認するため、「事前審査」と「本審査」の2段階の審査が行われます。
まずは事前審査によって希望の借り入れ金額や借り入れ金額に見合った収入があるかどうか基本的な項目が審査され、事前審査に通過すると、正式な申し込みと本審査を行う流れです。
事前審査では物件の資産価値とローンを借りる人の年収、職業などが審査され、一般的に住宅ローンにおける総借入額の目安は年収の7~8倍が限度と厳しい設定になっています。
本審査の内容は金融機関によって異なりますが、完済まで返済する能力があるか、担保とする物件の資産価値、過去のクレジットカードの使用履歴、返済に滞りの履歴などがあります。
▽住宅ローンの本審査で重視でされる項目
・完済時の年齢
・借入時年齢
・勤務形態・年数
・返済負担率
・担保評価
・頭金
・健康状態など
事前審査は金融機関の支店が行いますが、本審査の方は金融機関の本部と信用保証会社が行いますので、事前審査よりも厳密で精密な審査となり、結果が出るまでに約2週間かかります。
本審査は正式に住宅ローンを申し込むことになり、本審査が無事に通過すれば住宅ローンを借り入れることが可能です。
住宅ローン本審査の流れ
ここからは、本審査の流れについて解説します。
事前審査には3日〜4日程度かかり、事前審査通過後に本審査に入ります。
①本審査を申し込む
金融機関のホームページからオンラインまたは郵送をして本審査に申し込みます。
住宅の売買契約締結後、すぐに本審査が行われます。1〜2週間程度かかります。
②契約手続き
無事に本審査に通過後、住宅ローン(金銭消費貸借契約)締結をします。
不動産会社と相談し、引き渡し日等を決定し、融資実行は物件引渡し日です。
③司法書士との面談
金融機関の指定した司法書士と面談を行います。
④契約完了
金融機関への振り込み完了後に売買が成立します。
抵当権を設定後に契約成立となります。
住宅ローン減税のための確定申告は引渡し翌年の確定申告期間に行う必要があります。
すまい給付金の申請は引渡しから1年3ヵ月以内です。
住宅ローン本審査を通過する3つのポイント
本審査で重視される項目や基準は、各金融機関が独自に設定しているため一般公開されていませんが、住宅ローン申込者の返済能力と対象物件(担保)の価値は大事なポイントです。
①住宅ローンの返済完了時の年齢
住宅ローンの申込条件の中でも、最終返済時の年齢は重要視されるといわれています。
完済時年齢の設定は金融機関ごとに異なりますが、一般的には返済完了時の年齢が70~80歳までに設定している金融機関が多いようです。
②返済負担率(返済比率)
「返済負担率」とは年収に対する返済額の割合のことです。
▽返済負担率の計算式
年間返済額÷税込み年収×100
年収に対する年間返済額の割合を確認するため、返済負担率(返済比率)が重要視されます。
収入と返済額(借入額)のバランス、返済不能となるリスクについて審査されますが、住宅ローンのほかにも借入金がある場合は全ての借入金を含めた年間返済額が算出されます。
全ての借入金を含めた年間返済額が最終的に返済負担率が30~35%以内であれば、審査基準を満たすとされています。
本審査では年収だけでなく、申込者の収入面での情報を把握するために勤務先の事業内容、勤続年数、雇用形態などについても細かく確認されます。
③契約者の健康状態
契約者の健康状態は本審査でかなり重症視される項目です。
契約者の健康状態が悪い場合は団体信用生命保険へ加入できず、保証会社の保証を受けることができないため、住宅ローンの審査が通らない可能性が高くなります。
団信の加入診断では過去3年以内の病歴や持病を聞かれますので、健康状態に不安がある方は、指定の団体信用生命保険へ加入できる健康状態かどうかチェックしておきましょう。
参照:地銀協3大疾病保障付団体信用生命保険 | 債務返済支援保険 | 広島銀行
住宅ローン本審査に必要な書類
本審査では書類に不備があると審査が遅れてしまいますので、事前に提出書類を把握しておくとよいでしょう。具体的な必要書類はお申し込む金融機関のHPで確認してください。
・本人確認書類
健康保険証、住民票(または住民票記載事項証明書)など
・所得を証明する書類
前年の収入を証明する書類です。
給与所得者は源泉徴収票、個人事業主は確定申告書、納税証明書など
・物件を確認する書類
担保評価のための物件に関する書類です。
マンションは売買契約書・重要事項説明書、間取りがわかる平面図(または間取図)など
そのほかにも、勤務先の勤続証明書、家族に関する書類(住民票の写し)などが必要になりますので、不備のないように事前に確認しておきましょう。
まとめ
広島市の住宅ローン本審査の流れと通過する3つのポイントをご紹介しました。事前に流れを掴んで準備をすることでスムーズに審査が進むことを願っております。
売買物件
-
- 価格
- 2,780万円
- 間取り
- 3DK
- 建物面積(m2)
- 66.00m²
- 敷地/土地面積
- 61.96m²
- 開口向き
- -
- 駐車場
- あり
-
- 価格
- 18,200万円
- 土地面積(m2)
- 117.25m²
- 建物面積(延床)
- 489.72m²
- 満室想定家賃
- 1002万円
- 表面利回り
- 5.505%
- 用途地域
- 商業地域
-
- 価格
- 18,600万円
- 土地面積(m2)
- 497.26m²
- 建物面積(延床)
- 394.42m²
- 満室想定家賃
- 1027.44万円
- 表面利回り
- 5.524%
- 用途地域
- 第一種住居地域
-
- 価格
- 16,000万円
- 土地面積(m2)
- 148.39m²
- 建物面積(延床)
- 578.56m²
- 満室想定家賃
- 1044万円
- 表面利回り
- 6.525%
- 用途地域
- 商業地域
-
- 価格
- 15,900万円
- 土地面積(m2)
- 304m²
- 建物面積(延床)
- 324.86m²
- 満室想定家賃
- 891.6万円
- 表面利回り
- 5.608%
- 用途地域
- 第一種住居地域
-
- 価格
- 4,480万円
- 間取り
- 3LDKS
- 建物面積(m2)
- 114.56m²
- 敷地/土地面積
- 46.51m²
- 開口向き
- 南
- 駐車場
- なし